※アニメ版のSTEINS;GATEのネタバレを含みます。
都雄、ギュンヒルド、リリャあたりの一部の人格(青都雄などがわかりやすいと思います)はループしてきた前世の記憶を持ち合わせているのでは?という妄想です。過去に私のブログの記事で青都雄や黙示録は既に起こった事ではないか?と軽く触れましたが今回は
・ループをしていると思った根拠
を前回より深く掘り下げて行きたいと思います。今回は
・青都雄が都雄を消したい理由
についても触れます。
『ループしているという根拠について』
作中で登場したマヤですが、「ガントレットナイトになりたかったが第二秘書になってしまったマヤ」と「ガントレットナイトになりたかったがパンドラ複製実験への適性が見つかり人体実験の結果死亡したマヤ」が存在します。ガントレットナイト訓練生であると同時に第二秘書を務めている。などの解釈も可能ですが訓練生であることと実験体になったことにはさほど間がないはずです。二人のマヤが存在することになるのはどういう事でしょうか?ここでは「ループしているので二つの職業が描写されている」と仮定します。
>「もちろんです。値することが、わかりましたです」
>この世界が、滅ぶに値することが。
>許さない。マヤを死に至らしめたヤツらを、そいつらの世界を許さない……ッ。
ギュンヒルドはここで「世界」と名指ししています。ギュンヒルドはフラグメント「ギュンヒルドと都雄」にて都雄の事が大好きだということがわかりました。大好きな人を含めた世界を滅ぼそうとするのはなかなかクレイジーな発想だと私は考えます。世界よりも小規模な「腐った環境の軍部を滅ぼしたい」と部分的に思うと考えました。
STEINS;GATEで岡部倫太郎は椎名まゆりを救おうと奮起しますが、あらゆる方法でまゆりは死にます。結局はまゆりの死という事象からは逃れることは出来なかったシーンがあります。妄想ではありますが、マヤも悲惨な最期を遂げる事象からは何らかの理由で逃れられないのではないでしょうか。だから「この世界が、滅ぶに値する」とギュンヒルドは結論付けたのではないでしょうか。
上記のように、何らかの原因で過程は違えど結果は同じ運命を辿るとしたら。青都雄が『預言』を行えたのもそれが理由です。
『青都雄が都雄を消したい理由』
作中で青都雄は「都雄がいるせいでガントレットナイト同士が殺しあう」と預言します。都雄がした事と言えば大浴場でガントレットナイト同士の不殺を誓った事や、大浴場騎士団を立ち上げたことです。誓いによる行動は高官らに見つかり組織的サボタージュとして積極的に戦闘を行うようにと追い詰められます。都雄の性格からして誰も殺したくない、仲間でいたいと思いから大浴場の誓いを立てることは想像に難くないです。それらは結果的に同士討ちを招いたのではないでしょうか。それらの事を青都雄は揶揄しているのではないかという推察です。
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