キコニア妄想、都雄＝ミャオ説

※キコニアとうみねこのネタバレが含まれます※

本編中ではミャオがジェイデンを好きになる理由って描かれてないんですよね。理由があるとすれば都雄のほう。都雄とジェイデンは相棒として親密なコミュニケーションを取っています。

もし都雄に恋心が生まれてジェイデンと恋人同士になりたいという願望があるとすれば、ジェイデンとは「相棒」という関係ではいられなくなります。実際ジェイデンはミャオという人格を知った際にはアプローチ方法が変わりました。「相棒」「恋人」どちらの関係も両立させるのが先天性パラレルプロセッサーとして多重人格があると嘘を吐くことです。

ジェイデンは都雄本人には伝えていないようですが、都雄の小言は悪くないと感じています。そこは本当に本人に伝えて欲しいところですが、都雄は自分が口うるさく言うと、「やりすぎてしまった申し訳ない」と落ち込む気質を持ち合わせています。もしかするとジェイデンは「また都雄ちゃんのお小言が始まったよ」とうんざりした態度を取っているかもしれません。そうなると都雄は小言を言う自分に落ち込む一方だと思われます。そこでミャオという人格を作ることで、公然と他人を持ち上げる理由が作れる訳です。

これだとうみねこの二番煎じなので竜騎士先生同じことやるかな…？という疑問はありますが。

都雄とミャオってまんま紗音と嘉音なんですよね。1986年では風当たりが強く尊重されなかった人格も、キコニア世界では受け入れられている。肉体を捨てて思考や意識だけで繋がれる黄金郷のようなセルコン、キズナの世界。キコニアは多重人格と黄金郷が肯定される世界はどうなるのか？というIFのようにも感じます。