舞台ローガンLSを観劇してきた話その1

2018年12月28日から12月31日までの舞台ローズガンズデイズラストシーズン、通称ローステ4を観劇してきました!

ツイッターではめちゃくちゃ盛り上がってるんですけど検索エンジンだとツイッターの感想全然引っかからないのが歯がゆいのでブログを書きました。めちゃくちゃな文章だと思いますが観劇して気が狂った人がいたと思っていただきたいなと。書かないよりは書くことに意義があるということで。


当然のごとく原作と舞台の最終章までのネタバレしてますのでご注意ください。


原作は今現在DL版でこちらから買えます。

パッケージ版は今のとこ完売しています。完売おめでとうございます!


私のステータスなんですが、原作は発売当時にプレイ済なので若干うろ覚え。舞台は全て履修済み。生で観劇したのはローステ2から、と言った感じです。ローステ3の感想はこちらから。

読後感と言いますか最高に良かったですね…。何もかもが良すぎてフワッフワした気持ちで帰宅しながらツイッターにひたすら感想をボソボソつぶやいてファンアートを描いたりサントラを聞きながら感極まったりしていました。07thでこんな気持ちになったのは運転中にうみねこソングを聞きながら涙で前が見えなくなりかけた時以来ではないでしょうか。

ローガン原作LSはディスクの区切りが雪ちゃんオリバー祐司くんの死を体験した直後のエンディングだったのでお察しください。しんどかったなあ…。

生鮎川レオは初めてみたんですがかっこよかった!背が高い、手足が長い!近い席で見ると縮尺の感覚がよくわからなくなる!「長い脚が失礼」と蹴りを食らわせるシーンでは本当にね!!と思いました。さらりとした性格で優しさを見せるので巨象が人間に優しいようなときめきがあります(比喩が下手)一騎当千っぷりを見せつけたレオ・獅子神が大千秋楽で涙したのはグッときました…。レオ・獅子神も目立つんですけど孤軍奮闘ではなくそれぞれが意思を持って物理的にも精神的にもたたかう姿がよかったです。原作でも好きだったジャンヌとジョンのやり取り!好き!!犬のように高らかにアオーンと吠える姿がジョークのわかるいい男…何度もアオーンと吠えていたなあ。28日の初日の回だったかな?恐らく間に合わなくてジャンヌちゃんの背中に追いかけながら慌てて銃をさすところが何気に好きです。


レオ・獅子神とワンダリングドッグの絡みも良かったなあ。ワンダリングドッグが伝説の男にはしゃいでる姿はほほえましくもあり、同時に切なくもなります。やっぱりワンダリングドッグも名を上げたいんだなあと思って。最近原作をちょっとプレイしたらオリバーの死は「先輩兵士が手柄を自慢するので若い兵士は手柄を焦ってしまう」(うろ覚え意訳)でヴッ……となりました。つらい。


窓の演出の話は何度もしたいんですけど、駐留軍や食事処黒芋で窓として意識させた小道具をレオ対キースの狙撃対決でいきなり登場させて窓越しにパラソルを配置させて狙撃してますよと見せてくれた伊藤マサミさんは天才…。フォロワーさんもおっしゃってたんですけどシーズン2の時にワンダリングドッグの楽器を最初に見せて、後で楽器を持たずにジャスチャーのみで演奏を表現したシーンがあるらしいので確認したい。

自薦悪役!ローズちゃん達も視点を変えれば悪役なので全員悪役ではあるんですが、特筆したくなった4人です!


テキーラのバタフライナイフ風コームはずっとナイフだと思っていてナイフで髪をとかしている…と思ってました。検索かけたらナイフコーム安いのでちょっと欲しい。

壇上に上がれて少佐に謁見したんですけど記憶が…飛んでいて…顔部分に光が差していたような…。力強く握手してくださったの嬉しかった。Tシャツは家宝です。リチャードさんありがとうございます、新生プリマヴェーラ万歳!!!

ちなみにパネルは口の字に柱を一本立てたような所に布張りで、柱部分を持つ感じでした。


阿久徳さんの「○○でスゥ~」みたいな喋り口も特徴的だったのに書くの忘れました。


ローズちゃんはずっと思いつめたような困惑したような表情で困り眉で胸がギュッとなります…!好きな演出でローズちゃんが軟禁されていてリチャードに訴えかけるシーンで、青とピンクのライトが半々の拮抗した状態だったけどリチャードにローズの言い分が跳ね除けられた時に全部青いライトに染まるんですよ。


好きな演出と言えばクローディアちゃんのいるあけぼの商店街が新生プリマヴェーラ傘下のチンピラに荒らされている時に「女をなめないでください!」と叫ぶシーン、上段のローズちゃんと声が重なって後ろからジャンヌちゃんがスローモーションで飛び蹴りを食らわせるのが気持ちいい。


ガンズの皆さん(アンサンブルさん達の事)ピンクのネクタイがマダムローズ派で青いネクタイが新生プリマヴェーラ(リチャード派)で赤のネクタイが駐留軍派でした。


1950年の若ジャンヌ!現代のマダムジャンヌと重なるシーンも好きでした。荒っぽい運転とか、時代劇パロディのような「ええい、ならぬわ亜久徳!この場で腹を叩っ切れい!」とか。原作だとサンダルだったジャンヌちゃんが真っ赤なスニーカーで元気でしたたかな女性の足元だなあと!戦う事をためらったローズちゃんと戦いも辞さないジャンヌちゃんの差が導く方向性の違うマダムだなと感じられます。


ガブリエルさんが力技の人で心の中で歓声を上げていました。OPの苦悩するリチャードを力任せに退かして梅九さんとバトラー大尉を跳ね除けるとことか、大尉を窓に押し付けるとことか、最期のリチャード対ガブリエル戦でリチャードを抱え込んで膝蹴りを食らわせるとことか…。OPのドラムとピアノに合わせて人を操るガブリエルさん楽しそうだしキレッキレだし最高ですね!!!シーズン3もOPのガブリエルさんが好きと感極まりながら何度も言ってたんですが今回もOP素敵だった…。パネル隊の大きな翼の表現も毎度ながらすごい、というか進化してません?合わせ方とかプロジェクションマッピングのくっきり具合とか…。マダムジャンヌの「リチャードを容易に狂わせた」のところでガブリエルさんを中心として人形のように動く人々のシーン好きです。「最悪のコンダクター」と称されるように人々を意のままに操ったり、ボレロの曲に合わせてダンスしたり(S3)上手い呼称だなと。「物語の災厄」も良い呼称。大尉にすすめてた液体って何…。「その時は共に祝杯を挙げようね、フィル」は舞台オリジナルの台詞なんですけど、大尉に散々嫌がらせをしてきたのにこの台詞…何?!嘲笑なのか皮肉なのか錯乱してるのかガチで言ってるのか…。真意がはかれないです。対リチャード戦で高い所から飛び降りるガブリエルさん脚大丈夫?!と思ってしまった。机を軽々飛び越えて弾倉打ち尽くすとこも好き…何もかも好き。原作では撃たれたガブリエルの最期はLast noteのピアノバージョンだったんですが、激しい戦いとは対照的な切なく淡いgarlandの曲がまた素敵でした。


バトラー大尉は元気だった頃が懐かしいけど落差が素晴らしいですね…。

日ごとに最後の演技が違うと噂だったんですけどどうなんでしょうね…?言われていた表現で私はリチャードの手を取った後に銃声がしてその撃たれた手元や先に視線を向けたので大尉は撃ってないのかなと思いました。原作は大尉がリチャードの手ごと銃を撃ったと思ったんですけど、読み返してみれば舞台のようなまだリチャードの息があってリチャード自身が撃ったようにもとらえられるので新鮮な驚きでした。アンジェは偽装死で期が来れば大尉に打ち明けると明言したのも舞台なりの脚色でしたね。謎の液体をすすめられた時に避けて立ち上がり敬礼するけども心は屈服していないという感じで~…。「一つだけ。仕掛ける側に回ったローズちゃんは手強いですぜ」という大尉に「…楽しみだよ」と返すガブリエルのシーンも舞台オリジナルでしたね。シーズン1からローズちゃんを見守ってきた大尉と我々観客の台詞を代弁するようで。シーズン3で「俺にローズちゃんを裏切れと?」と言った大尉。ガブリエルの策謀でプリマヴェーラを裏切る形になってしまったけど軟禁されつつもローズへの思いがちゃんと残っているからこその台詞なのかなとか。大千秋楽で見間違いじゃなかったら大尉はガッツポーズのように腕を上げてウキウキでハケてくのをツェルが真似してたのが二人ともかわいかったですね。


続きはまた書けたら…!(と言うとだいたい書かない)


ローステおよびローズガンズデイズというコンテンツに感想と言う感謝しか示せないんですけどこちら小指くらいだったら出せますよ?!いや重いか、いらないか…。

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